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ランニングシューズ

部活専用のものが必要?

まずそもそも部活ってどんなシューズがどれだけ必要になるのでしょうか。
もちろんスポーツによりますが、入部から引退まで1足で過ごすなんてことはないのは分かると思います。例えばサッカー部なら一般的に以下のシューズが必要です。

  1. スパイク:主に試合/練習で使用
  2. トレーニングシューズ:主に練習で使用(通称:トレシュー)
  3. ランニングシューズ:ウォームアップで使用(通称:ランシュー)

1と2は普通はサッカー部しか買わない、サッカー専用のシューズです。そのシューズでサッカーボールを蹴る前提になっています。それに対して3のランニングシューズはサッカー専用のシューズではありません。サッカーそのものをする時には脱いでしまう、ウォームアップランニング専用のシューズです。

ここからが本題ですが、果たして部活専用に3のランニングシューズを購入する必要があるでしょうか。先に答えを言ってしまいますが、基本的にはNO、わざわざそのためだけに買う必要はないと考えています。

どんなものが必要?

陸上部のように走ることそのものが本職でもない限り、あくまでウォームアップはウォームアップであり、いわゆる運動靴であれば十分でしょう。
そこで適当なのが各メーカーから通学シューズのようなイメージで売られている、下記のようなランニングシューズです。本格的なランニングシューズではありませんが、体育の授業だったりそれこそ一般の運動靴として設計されています。

金額的にはどのメーカーでも5,000~6,000円前後に設定されていることが多いですが、ネット・リアル問わずセールなどでは2,000円台で手に入ることもしばしば。

通常、お子さんが入部するという話の前に入学があり、だいたいの場合はシューズを新調することになると思います。中学校などでは白のシューズでないとダメなんていうルールがある学校も珍しくはないと思われ、各メーカーは主に学生たちをターゲットにしたエントリーモデルのランニングシューズに真っ白なカラーラインナップを用意しています。

勘のいい方は気づいていると思いますが、部活に入部した時のウォームアップシューズと入学時に新調する通学シューズは兼用にしてしまって構わないということです!

注意点

部活用と通学用を兼用にしても構わないと前述しましたが、これはあくまで入部時の初期段階の話になります。入学・入部時は色々と出費のかさむタイミングだからです。
運動用のシューズに限らず、ソール(靴底)は歩けば歩くほど摩耗し、路上でランニングを毎日していれば当然すり減りも早くなります。そこでおススメなのが下記の2パターン。

  1. 部活用と通学用を分ける
    シューズの耐久性を考慮している面もありますが、本来は通学と部活で用途が違いますから分けて当然とも言えます。また入学してある程度慣れてこれば、デザイン的にも通学用と部活用では分けたいという気分にもなってくるでしょう。
  2. 同じシューズを2足買いして履きまわす
    個人的にはこれがおススメです。同じ靴を毎日履かずに1日おきに履き替えることで物理的に使用期間を延ばす目的に加え、臭い対策や雨の日対策にも有効です。
    同じと書いてしまいましたが、別に種類が違っても同じようなランニングシューズなら問題ありませんよ!

ちなみに選んだ部活によっては初めから専用のランニングシューズを用意した方がいいケースもあります。スポーツ強豪校や陸上部・サッカー部に多いと思いますが、ウォームアップとはいえ校外に出て5km以上のロードワークがあるようであれば話は別です。
これは前述した耐久性の問題というよりは、練習本番が始まる前に過剰な負担が身体にかかるのを回避するためという意味合いが強くなります。この場合はクッション性が高かったり剛性が高くなっているような、少し本格的なランニングシューズを選ぶ必要性があります。
値段で表せば一般的には8,000~12,000円程度でしょうか。タイムを競うというような場合でなければ、ややクッション性を重要視して選択しましょう。

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